レイバーフェスタ2005OSAKA リーフレット

レイバーフェスタ2005OSAKA
12月3日
エルおおさか 南館ホール


プログラム

12:00 海外ドキュメンタリー
12:45 創作劇「未来たちの詩」(いこ☆る座)
13:15 休憩
13:25 歌と演奏/花は土に咲く音楽キャラバン隊
13:40 公募3分間ビデオ・第1部(東京募集作品)
14:20 休憩
14:35 長編ドキュメント『ロジャー&ミー』
16:05 休憩
16:10 公募3分間ビデオ・第2部(大阪募集作品)
16:50 終了予定
■海外ドキュメンタリー

「市民的不服従~ロスアンゼルスホテル労働者の闘い」

監督・青野恵美子 2004年

 アメリカの労働運動が大きく変わり始めている。自動車・電機産業の本工労働者からサービス産業の不正規労働者を中心に、賃上げ中心の運動から社会的公正を要求する運動へ。その主人公の圧倒的多数は移民労働者。その転換の中心地のひとつがこの映画の舞台ロス。10年前に「ジャニターに正義を」を合言葉に清掃労働者の大闘争がおこつたのもここだ。

映画は04年夏、ロスアンゼルスで繰り広げられたホテル労働者の闘いを迫力を持って描く。資本と警察の暴力にどう対抗するか。彼らは、なんと路上にベッドを持ち出し、自分たちの労働がいかに過酷かを公然と実演する。警察の弾圧には、最初から逮捕を承知した行動を繰り広げ、誰が不正義かを突きつける。その組織だった運動ぶりはアメリカの労働運動の底力を十分に伝えてくれる。

「聖者が店にやって来る-聖プレカリオのミラノでの最初の輝かしい出現」
 原題:San Precario va alla COOP (聖プレカリオが生協スーパーに行く)
 作者:Reload video crew(イタリア・ミラノ)2004年

 プレカリオとは「不安定な」「臨時の」、または「不安定労働者」「臨時労働者」という意味のイタリア語。聖プレカリオというカトリック聖人はいないが、イタリアの不安定労働者グループが発案した彼ら自身の守護神。カトリックの祭りの行列を模したパフォーマンスが記録されている。イタリアの若者たちが、真面目かつふざけたパフォーマンスを通して、日曜日の労働への反対(イタリアでは従来、宗教的な理由と労働者保護の立場から、店舗等の日曜営業は禁止されていたが、規制緩和と自由化の流れで日曜日の営業ができるようになってきた)や、非正規労働者の権利拡大の必要性を印象強くアピールしている。

「ヨマンゴ・タンゴ~ヨマンゴ・タンゴがクリスマスの反ショッピングに出かける」
 原題:Yomango Tango

 2001年のアルゼンチンの経済危機は、政府がIMFの処方に従ったことで悪化の一途をたどり、民衆に一方的に痛みを押し付けた。その怒りは、日常的な「カセロラーソ(鍋叩き)」デモ、スーパーへの貧困者の押し掛け行動、そしてついには12月19日と20日に死者35名、逮捕者5000名を出す大規模なデモとなり、デラルア政権は崩壊した…。現在の政府はIMF指導を拒否、経済は回復基調にある。この作品は、その翌02年のスペインのバルセロナでのアルゼンチン民衆への連帯のパフォーマンスを記録したもの。12月23日にスーパーで、24日には銀行でくり広げられた。タンゴの踊りを使ったパフォーマンスは実に痛快。ときはちょうどクリスマス・ショッピングのまさにピーク。スーパーでの「反ショッピング」とは…?一般客やスーパー店員や銀行員の反応が面白い。ヨマンゴとはスペイン語で「盗む」の意味する俗語で、このグループの名前でもある。

「パタバマーフィリピン非公式労働者ネットワーク」
(フィリピン国立大学女性開発学科)

 フィリピンでは露天商、軽車両運転手、設計作業員、家庭内労働者など非公式労働者労働者が2200万人以上もいる。パタバマは1989年に家庭内女性労働者の自助組織として結成されたが、その後の経済不況、大規模なデモなどで社会不安が増大し、工場閉鎖に伴って多くの労働者が非公式労働部門に移ったため、パタバマもメンバーを零細露天商、建設作業員、軽車両運転手、若者労働者にまで広げ活動を続けている。

「WSFでの郵政民営化についてのインタビュー」

 今年1月、ブラジルのポルトアレグレで開かれた第5回世界社会フォーラム(WSF)には、世界中から10万人以上の人々が集まり、「もう一つの世界は可能だ!」のスローガンのもと、新自由主義的グローバリゼーションに反対する大きなうねりを作り出した。そのWSFに参加した世界の活動家たちに、日本の学生が「郵政民営化についてどう思うか?」と突撃インタビュー。郵政民営化反対は世界の声であることを示した貴重なドキュメントである。民営化法が国会通過した今こそ、彼らの声に耳を傾けるべきだ。

■うた/花は土に咲くキャラバン隊

 アフガニスタン空爆で苦しむ人びとへの支援カンパの一環として、02年6月に結成された。5人のコーラスとフルート、ギター、ベース、ピアノなど合わせて9人で構成されたバンド。平和をテーマにしたオリジナル曲を歌っている。今回は「トンルルコ」、「人生に勝利」、「同じ空の下」の3曲を歌う予定。

■長編ドキュメント『ロジャー&ミー』(89年、アメリカ)

 ロジャーとはゼネラル・モーターズ(GM)の会長ロジャー・スミス、ミーとはマイケル・ムーア自身のこと。GMがミシガン州フリント(ムーアの故郷でもある)にあった大工場を閉鎖してメキシコに移転させたため、3万人もの失業者が出て町はすっかり寂れてしまう。ムーアの一族郎党も失業の憂き目にあい、華やかだったフリントの労働運動も土台を失って闘争の足がかりがなくなり、無惨な敗北に終わる。そこでムーアはカメラをかついで、ロジャー会長を追いかけ、GM本社にのりこんだり、金持ちの住むリゾート地に行ったりと、縦横無尽に動きながら企業の非道や貧富の格差を告発していく…。
 その後、『ボウリング・フォー・コロンバイン』や『華氏911』で一世を風靡するマイケル・ムーアの、映像作家としての原点ともいえる1編。
(参考文献/木下昌明著『映画がたたかうとき』)

■創作劇『未来たちの詩』/いこ☆る座 (一幕七場、30分)

あらすじ
 かばん卸商天満商会で働く春名久美は、幼い子ども2人と暮らす。ある日、得意先が納期を早めてきたため、主任の秋元朝子から残業を言われるが、春名も、同僚で妊娠している小山昌代も断るしかない。これからも残業ができないならパートになるか、解雇かと春名にせまる主任に、「私、何か悪いことしてるんですか」とまっすぐ顔を向ける。
 一方、残業のお鉢がパートの山田弥生に回ってきたことで、山田家も大混乱。山田の同僚たちや家族の葛藤は、進路で悩む娘、未来(みき)の心につよく映される。未来と恋人たち、春名たち同僚に、未来の詩(うた)が歌えるのだろうか‥。

キャスト
山田弥生(45歳)天満商会勤務 パート
・・・・・・・村上 幸子
秋元朝子(40歳)天満商会勤務 主任,シングルマザー
・・・・・・・屋嘉比 ふみ子
春名久美(35歳)天満商会勤務 正社員歴一年,シングルマザー
・・・・・・・小田 みどり
小山昌代(30歳)天満商会勤務 正社員歴十年 妊娠3ヶ月
・・・・・・・赤羽 佳世子
山村陽子(25歳)天満商会勤務 正社員,独身
・・・・・・・小島 昌代
横井泰男(55歳)天満商会勤務 部長
・・・・・・・織田 薫
山田未来(18歳)弥生の娘,高校3年生,ファミレスでバイト
・・・・・・・余百 千寿子
山田 博(50歳)弥生の夫,信用金庫勤務,課長
・・・・・・・小舟 吉之
細川 翔(19歳)未来のボーイフレンド,ファミレスでフリーター
・・・・・・・中村 研

スタッフ
作      いこ☆る座
音楽     石若雅弥
音響・効果  松永直子、玄場絢子
照明・小道具 立間節子
記録・広報  泰間妙子、松本澄子、和田里子
演出     菱木紅、上田育子
指導     新屋英子

(いこ☆る座リーフレットより)

■公募3分ビデオ/大阪募集作品

「ジョーン・バエズ~歌声はいまも」(木村修)

 イラク開戦から2年半を経た9月24日の全米反戦統一行動。息子の死の意味を問い、キャンプ・クロフォードに座り込んだシンディ・シーハンさん。そしてハリケーン“カテリーナ”の惨禍。多くの力が集まり、行動は開戦以来最大、ワシントンでは30万人をこえた。この日のステージにジョーン・バエズの姿があった。ベトナム反戦運動から40年近い日々、彼女の登場はわきおこるアメリカの反戦運動のそこの深さを象徴する。皆さんとともに、この40年に思いをはせたいと思い、カメラにおさめました。

「天プラ廃油で地球を救おう」(三井美佐、矢野、佐藤)

 佐藤さんは毎日、有機野菜をトラックで移動販売しています。そのときお客さんが持ってきてくれた天プラ廃油を、自宅で精製して、地球にやさしいバイオディーゼル燃料をつくり、トラックを走らせます。この作品は、彼の自宅でのインタビューを矢野さんが、お祭での実演を三井が撮りました。佐藤さんの夢は、もっともっと大きな規模でバイオディーゼル燃料をつくり、地球を救うことです!!

「あふれる」(WOMAN’S ACT 21)

 WOMEN’S ACT21は今年度、職場の暴力がもたらした深刻な被害とその被害からの回復をとりあげたビデオ作品「ひとりじゃないー職場のイジメをのり越えてー」を制作しました。同じような被害に苦しむ女性の力になれば、との思いからです。その作品への序章として、映像中心の3分ビデオを作りました。本編とはまた別の表現ができ、作品作りの楽しさを味わうことが出来ました。「あふれる」シーンにご注目を!
(WOMEN’S ACT 21/伊藤)

「NOと言う勇気-セクハラ+解雇」(エンドウノリコ)

 多くの職場でセクハラがおこなわれている。しかし、多くの女性は声にあげられないでいる。このビデオはセクハラを受けて傷つき、職場改善を求めて声をあげ、解雇された女性たちの叫びであり、現在製作中の「解雇される女性」part3の予告編です。話を聞きながら、泣いたり笑ったりしながら編集している最中です。来春完成予定のビデオも、ぜひご覧ください!

「私たちの選択-シングルマザーを生きる-仕事編」(しんぐるまざーず・ふぉーらむ・関西)

 シングルマザーって大変ねって言われます。そう、確かに大変。低賃金で不安定なパートしか仕事はないので、収入は一般家庭の3分の1以下。子育てのサポートも充分じゃない。お金や時間はもちろんのこと、体力や気力までなくなっちゃうことだってある。だけど、一つだけしっかり持っているものがあります。「シングルマザーを選んでよかった」という思いです。この思いを大切に、母と子が希望を持って生きていける社会を作りたい。

「チョークからチーズへ」(寺本勉、原田恵子)

 50歳にして農業の道へ入った片岡さん。かつては高校教員だった。初めての卒業生を送り出すとき、担任していた生徒たちから「卒業式で着て下さい」とスーツ、ネクタイの一式を送られたというエピソードを持つ片岡さんは、いまヤギの乳を原料にしたヨーグルト、チーズ作りに取り組んでいる。農業に入ったきっかけは?、将来の夢は? インタビューを交えて、京都府園部町で新たな挑戦を始めた片岡さんの姿を追ったドキュメント。

「有期雇用と勇気をだして闘おう!part2」(小谷成美)

 昨年のpart1は、裁判闘争中に作成。今年2月、「雇い止めに理由はいらない」と大阪高裁、原告完全敗訴判決でした。でも、転んでもただでは起きない!と、有期雇用裁判の原告達によびかけて、「有期雇用全国ネットワーク」を立ち上げました。明日の私たちの働き方を決めるのは、経営者でもなく、政府でもなく、私たち自身の思いと今日の行動です。他人任せでない、私たちの運動を始めましょう!

「非正規労働者~立命館の乱」(遠藤礼子)

 ゼネラルユニオン立命館大学支部の05年の活動を、ビラまきを中心にまとめました。去年のレイバーフェスタで「これなら私でも」と思い、今年春にビデオカメラを買いました。一番苦労したのは、自分が前に出て騒ぎたい方で、撮影者に徹底できないこと。ビデオの編集も初めて、編集ソフトすら持っていないことに気づいてあせったが、無料試用版をゲットしてなんとかしのぎました。音楽はセルビア語のジプシー音楽。関係なさげなのに実にぴったりで、ファルソス・ヒターノスのヒデヨヴィッチ上杉さんにスペシャル感謝。

■公募3分間ビデオ/東京募集作品

「走る男」(佐々木有美)
「JR保線労働者」(ビデオプレス)
「ある郵便局長」(井ノ中広)
「若者は今」(武田敦)
「息子の場合」(木下昌明)
「あんにょん・サヨナラ」(同制作・上映委員会)
「声をあげるアスベスト被害者たち」(今井明)
「許せない石原ババア発言」(野崎光枝・麻川まり子)
「ホームレスの悩み」(三枝和仁)
「中曽根発言とNHK」(松原明)
「沖電気田中哲朗の闘い」(田中哲朗)
「フィリピントヨタ労組の闘い」(同支援する会)

 なお、東京募集作品のうち、12月1日時点で送ってこられなかった作品、時間の都合で割愛せざるを得なかった作品があります。以下に作品紹介だけさせていただきます。
「ウォルマート化に抗して」(米国・鳥居和美)
「ウーゴ・チャベス」(小川町シネクラブ)
「ウィメンズワールド2005 in韓国」(伊藤みどり)
「流行最先端熟年離婚」(亜北斎)
「郵便局員と川柳」(三上広昭)
「関西生コン弾圧事件」(土屋トカチ)
「MARCH FOR PESCE AND LIBERTY」(K.KUBOKI)


レイバーフェスタ2005OSAKA

■呼びかけ人
エンドウノリコ(ビデオ工房AKAME)
小山 帥人(市民メディアねっと)
在間 秀和(大阪労働者弁護団)
津村 明子(働く女性の人権センター・いこ☆る)
山原 克二(APWSL関西)

■賛同団体・賛同人(11月30日現在)
アルバイト・派遣・パート関西、APWSL日本委員会、Women’s Act21、大阪学校事務労働組合、釜ヶ崎講座、管理職ユニオン・関西、(有)共立事業センター、市民メディアねっと、全港湾大阪支部、全日建運輸連帯労組近畿地本、全日建運輸連帯関西生コン支部、なかまユニオン、日放労関西支部、働く女性の人権センター・いこ☆る、ビデオ工房AKAME、ふぇみん大阪、平和と民主主義をめざす全国交歓会、マブイ・シネコープ、郵政労働者ユニオン
池島砧、岩田直二、江川協子、小野順子、柏本景司、小山広明、佐藤大介(ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン)、杉山みさを、津村明子、永島靖久、中野マリ子、服部良一、馬場徳夫、原田恵子、古川雅基、水野阿修羅、森文洋、山下けいき、山本洋司、和田弘子、渡邊充春

※ほかに氏名公表不可の方が何人かいらっしゃいます

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運動型新党・革命21準備会のスタートのお知らせ
はじめまして。
 貴ブログへの突然の書き込みの非礼をお許しください。「運動型新党・革命21」準備会の事務局です。
 この度、私たちは「運動型新党・革命21」の準備会をスタートさせました。
 この目的は、アメリカを中心とする世界の戦争と経済崩壊、そして日本の自公政権による軍事強化政策と福祉・労働者切り捨て・人権抑圧政策などに抗し、新しい政治潮流・集団を創りだしたいと願ってのことです。私たちは、この数十年の左翼間対立の原因を検証し「運動型新党」を多様な意見・異論が共存し、さまざまなグループ・政治集団が協同できるネットワーク型の「運動型の党」として推進していきたく思っています。
(既存の中央集権主義に替わる民主自治制を組織原理とする運動型党[構成員主権・民主自治制・ラジカル民主主義・公開制]の4原則の組織原理。)
 この呼びかけは、日本の労働運動の再興・再建を願う、関西生コン・関西管理職ユニオンなどの労働者有志が軸に担っています。ぜひともこの歴史的試みにご賛同・ご参加いただきたく、お願いする次第です。なお「運動型新党準備会・呼びかけ」全文は、当サイトでご覧になれます。rev@com21.jp
 
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