大入り満員のレイバーフェスタ

大入り満員のレイバーフェスタ

 「レイバーフェスタ大阪」も今回は6回目、実行委員の顔ぶれが変わらず、少しは定着したかなという思いと、もうマンネリかなという思いが交錯する準備体制だったが、ふたを開けてみると続々と人の群れ、会場のイスが足りない220名の参加で、フェスタ始まって以来の大入りとなった。

 冒頭は公募3分ビデオの東京作品、早稲田の大学生による「就活のバカヤロー!!デモ」から始まった。「面接で品定めされるのはイヤ」という学生の声に実感があった。土屋トカチさんの特別上映作品「自動車会社の社長さんに会いたい!ツアー」の会社側とのやりとりが面白く、会場は笑いに包まれた。深刻なテーマが多いだけに、笑える作品は貴重だ。

 昼休み休憩をはさんで、長編ドキュメンタリー「外泊」が上映された。韓国のスーパーで働く女性労働者500人による職場占拠とその後の経過を描いた作品で、会社との闘いだけでなく、家族とも闘わざるをえない女性労働者の立場の複雑さが丁寧に描かれていた。上映のあと、映画に登場した李京玉(イキョンオク)さんと黄玉美(ファンオンミ)さんがあいさつしてくれたことで、韓国の状況をぐっと身近に感じることができた。

 続いてレイバー落語2題。鈴馬(レイバー)亭小ふえすの「レイバー寿限無」と、清掃労働者である竹馬亭ケケの清掃労働を扱った噺。どちらもけいこ不足のようだったが、意気込みが感じられた。
 恒例の「いこ☆る座」によるお芝居は「弁当製造業の早上がり」などの新作。職場のセクハラなどのテーマを観客に示して考えさせる手法だ。

 締めくくりは関西の3分ビデオ。これまで最高の17本が制作者の1分コメントも交えて上映された。但馬けいこさんの「ユニオンどじょうすくい」、京都大学時間雇用職員組合ユニオンエクスタシーの「くびくびカフェ」が好評だった。

 最後に呼びかけ人を代表して在間秀和弁護士が「それぞれの作品には膨大なエネルギーと思想が凝縮されている。来年はもっと若い人たちに広げて今年を上回るレイバーフェスタにしよう」と締めくくった。

(文責 小山帥人)

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