2008年12月14日(日) エルおおさか南館ホール
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「働く者の映像祭」ともいうべき「レイバーフェスタ」は,アメリカ西海岸で始まり,世界に拡がっています.大阪では2004年から開始され,今年で4年目です.今年は2008年12月14日(日)エルおおさか南館ホールにて.
7月9日、エルおおさかで今年のフェスタに向けての相談会を開きました。

■映画

いろいろな候補作が出ましたが、なかでも「蟹工船」(53年、監督・主演/山村聡、撮影/宮島義勇、音楽/伊福部昭)に注目が集まりました。本や漫画が若い人たちに評判になっていることもあります。そこで、とりあえず下記の日程で試写会を行います。

◇7月30日(水)18時10分、エルおおさか603号室 ※約2時間の長編なので、6時10分きっかりに上映を開始したいと思います
レイバーフェスタ2007OSAKA

日 時/12月9日(日)11時(10時半開場)
会 場/エルおおさか南館5Fホール
参加費/当日1200円、前売1000円、学生・失業者・障害者1000円
連絡先/ビデオ工房AKAME 電話・ファックス06−4805−0234
メール/ffffesta@yahoo.co.jp
ホームページ/http://labor.blog71.fc2.com

■労働・労働運動・生活を、映像やパフォーマンスを通じて見つめ直す、新しいタイプのイベントです。アメリカ西海岸ではじまって世界各地に拡がり、大阪でも今年で4回目を迎えます。失業やリストラが蔓延し、労働組合もあるような・ないような日本社会。そこで如何に生き、暮らしや権利を守っていけばいいのか。映像を通して一緒に考えてみませんか。

■プログラム

11:00〜12:45
◆長編ドキュメンタリー『私たちは風の中に立つ/韓国・東一(トンイル)紡織労組1972〜2006』!!!日本初公開!!!
*韓国労働運動の民主化、さらには民主化運動そのものの先駆けともなった女性労働者たちの闘い。初の女性組合長の選出、会社・政府・労働組合一体となった弾圧、政変にも翻弄された解雇撤回闘争…。闘いの苦しみ、喜び、悲しみなどが、インタビューと当時の写真や映像を通して描かれる。そして、彼女たちは再び、復職闘争をはじめていた…
参考資料→http://web.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~ai369/korea9910.html

13:15〜14:25
◆公募「3分間ビデオ」
*レイバーフェスタが切り開いた新しい映像表現。一般公募による自主制作3分ビデオで、今回は12本ほどが上映される見通し。労働争議から海外ニュースまで多彩に揃う

14:40〜15:00
◆海外ドキュメンタリー
『巨人の目覚め』(07アメリカ)
*移民労働者の人権と権利抑圧が錯綜するなか、彼らはアメリカでメーデーを復活させた。そのデモを取材し、彼らの声を草の根メディアが追う
『シカゴ占領』(07アメリカ)
*イラク帰還兵士たちが、戦争の実情をアメリカ市民に知らしめるべく、バグダッド掃討作戦をパフォーマンスとしてリアルに演じる。市民も警察もビックリして…
◆創作落語「ハンスト・カフェへようこそ」
某大学で行われたハンストを題材にした創作落語。ハンストって、「半スト?」「反スト?」

15:50〜16:50
◆東京ビデオ
関東で制作された公募3分間ビデオと、今年の目玉である「ユニオンYES!キャンペーン」の映像をチョイスして上映
2007年レイバーフェスタにむけて,とりあえず,ブログのタイトルと色を変えてみました.今年はどんなフェスタになるでしょうか?お楽しみに!
ひと味深まった大阪のレイバーフェスタ
 ―ラップ、レイバー替え歌の新趣向と3分ビデオの充実―

労働をテーマにして、歌や映像やパフォーマンスを演じてみようという「レイバーフェスタ2006OSAKA」が12月9日、大阪で開かれ、会場の「エルおおさか南館」には昨年を越える120人が集まった。

 はじめに世界の労働者を描いた作品3本が上映された。このうちフランス映画「すべて消えろ」は外国人をアパートから追い出す仕事を命じられた非正規労働者の苦悩を描いたもので、日本でははじめての上映である。

 続いてフェスタ恒例の3分間ビデオ、東京から出品された8本が上映された。いずれもきめ細かいつくりで、さすが東京の作品は洗練されているな、とは参加者の声。

 昼休みのあと、これも恒例の「いこ☆る座」が寸劇を演じ、女性労働者の歴史と現状を祖母、母、娘と三代にわたる会話でわかりやすく表現した。このあとは、今回はじめて公募した「レイバー替え歌」の発表、島唄「均等の風よ吹け」など3曲をアコーディオンの伴奏つきでみんなで歌った。音楽プログラムの2番目はベトナム少年ナム君が自作のラップを歌い踊った。日本社会における在日ベトナム人のアイデンティティを追及する内容で、参加者に強い印象を与えた。

 今回は休憩を多くとり、おにぎりやコーヒー、クッキーなども用意して、くつろぎながらフェスタを楽しもうという趣向、休憩のあとは、メイン映像として、ケン・ローチ監督の「ブレッド&ローズ」を上映し、暗がりの中で思う存分泣いたという人もいた。

 しめくくりは関西の3分間ビデオ、一昨年の6本から昨年の8本、そして今年は10本と本数が増え、内容も。ドラマあり、アニメあり、ドキュメンタリーありで、見ごたえのある作品が多かった。特に、事業廃止を通告された労働者の闘いを描いた「京ガス闘争100日〜ついに職場占拠へ」は、親会社への激しい抗議行動や団体交渉を記録したもので、上映のあと、映像に登場した労働者たちが会場で一人一人あいさつし、激励の拍手で迎えられた。

 大阪のレイバーフェスタも今回で3回目、ラップや替え歌の登場に加え、3分ビデオが好調で、来年こそは自分も作ってみるぞ、と意気込む声も聞かれた。格差社会、ワーキングプアーが広がる今の時代のレイバーの課題をどのように文化として表現し、つながっていくか、「レイバーフェスタ」の挑戦は来年も続く。

(小山帥人記)